【設計編】自分らしい恋愛ができる相手を探す方法。サービスデザインの考え方を恋愛へ応用した【GLG理論】
こんにちわ。Get Love Groove!サービスデザイナーのGroovyです。
前回のエントリーでは、ターゲットの設定、調査、分析までをご紹介しました。
サービスデザインでは、このあとに以下のプロセスが続きます。
設計
評価
改善
反復
今回は設計のお話です。
恋愛における自分の設計”自分設計”
自分自身をサービスに置き換えた時、あなたはどんなサービスを提供する人になりますか。
前回の調査分析を繰り返し行うことで、インタビューの試行回数が増えていきます。
インタビューを継続して実施していくと、ターゲットのある傾向が見えてきます。
KJ法で分類して自分の中で、ターゲットの実像を作り上げていきましょう。
あなたの求める対象の姿が徐々に浮き彫りになっていきます。
ペルソナの設定です。
ペルソナは空想だけで作り上げてはいけません。
必ず調査と分析を行い、その結果として作り上げていきましょう。
ペルソナが出来上がると、手段が具体的に設定できるようになっていきます。
ターゲットに対して接する時のコミュニケーションを設計していきましょう。
相手に出す自分の情報をコントロールする自分設計
対象となるターゲットのペルソナ像が出来上がったら、
今度は恋愛の主体であるあなたの中の情報設計を行う必要があります。
これはセルフマネージメントや、セルフプロデュースという領域になります。
順を追って説明しましょう。
まず、あなたが現在理想の相手と出会えていないのであれば、
この先も出会えない可能性が高いのです。
なぜならば、あなたは自分の習慣に基づいて物事を判断しています。
服を選ぶ際の判断、食べるものの判断、暇な時間の利用方法についての判断。
それらが理想の相手と出会えていない障害になっている可能性があります。
ペルソナ像に合わせた自分に変革しましょう。
これは無理して演じなければならないというわけではありません。
最適化するという考え方で、今までの判断のポイントを変更するのです。
人間は根本にある本質的な部分を変質させることがなかなかできません。
その代わり、表層にある選択と判断のポイントは、変えることができる生き物です。
例えば、コーヒーの銘柄、今日の夕飯の献立、入るお店。
意識して変更することにより、習慣化することができます。
これをターゲットの属性に合わせて変更することが自分設計です。
事例:25歳以下の女性と付き合いたい30代前半男性にオススメするアウトプット
例えば、あなたが30代前半の男性で、25歳以下の女性と恋愛したい場合。
あなたの青春時代に過ごした時間から少なくとも5年以上離れています。
その前提で情報をインプットしておかなければなりません。
良質なアウトプットは膨大なインプットからと言われるように、
25歳の女性が日常的に接している情報源で特集されているトレンドは押さえておきましょう。
例えば、女性は自分の持ち物のセンスが良いと言われることを大変喜びます。
男性は今年のトレンドを押さえた上で、何気なくそのことを褒めましょう。
女性は狙い通りのかわいさが、男性に響いた、という状態を喜びます。
女性同士がお互いをかわいいと言い合うのはまさにこれを生み出すために行なっています。
しかし、女性は闇雲にかわいいと言われるとむかつくのです。
男性が陥りがちなマイナスポイントです。
男性が女性の狙いを理解した上で、かわいいと褒めてくれると
自分の好みをわかってくれる男性として認識され、周囲の男性と一線を画することになるでしょう。
本気で落としたい女性が読んでいるファッション誌のトレンドくらいは押さえておきましょう。
事例:悲劇、付き合う直前で逃げられてしまった20代後半の女性。その理由は。
次は、悪い例をあげましょう。
今度は情報の出し方を誤った女性の話です。
30歳前後の年収800万円くらいの男性と結婚したい20代後半の女性がいるとします。
彼女は実家住まいの一人っ子で可愛がられて育ちました。
家庭も裕福で、欲しいものはなんでも手に入りました。
ある時、理想的な優しい男性と出会い、何度かデートをしてSEXもしました。
そうして一緒にいる時間が長くなる中で、双方の表層的な情報開示もだいたい終わり、
次の段階でプライベートな情報の開示に段階が進みます。
その頃、女性は自分の部屋の写真をLINEのタイムラインにアップしました。
友達にシェアする気持ちで、気軽に、「みてみて!可愛いでしょ?」という感じです。
男性はその写真を見て、将来に不安を覚えたそうです。
なぜでしょう。
こ
こ
は
考
え
る
時
間
で
す
。
なぜならば!
その部屋のコーディネイトがサンリオキャラクターで彩られており、
とても精神年齢が釣り合わないと感じたからです。
彼は適当な別の理由を言って静かに去っていきました。
年収600万円以上1000万円未満の男性が愛読するOCEANSやSafari、LEONなど、
大人の男性としての一般教養を身につけており、将来の伴侶を探している男性の場合、自立していて自分を支えてくれる人を探しているケースが多いです。
相手の女性を好きになりかけていた矢先、サンリオで彩られた部屋を見てかなりの不安を感じたのです。男性は「サンリオで彩られた部屋を作る女性 = 精神的に未熟で自立しているように見えなかった。」という印象を持ったのです。
お分りいただけたでしょうか。
サンリオが悪いわけではありません。
SafariやOceansやLEONといった洗練された生活をモデルとしているファッション誌を読んでいるような人にファンタジーな自分を見せてしまったことが誤りです。
好きなものは好きで良いでしょう。
しかし、相手に開示する情報はタイミングを厳選しなければなりません。
相手が自分から離れられなくなるまで、言う必要のないことは言ってはいけません。
相手が好きになるであろう情報を渡し、そうではないであろう情報は渡さない。
これはサービスの設計と同じことです。
例えば、スーパーは安くできる商品を目玉にして客を寄せて、
他の商品も一緒に買わせる方法で利益を一定に保っています。
しかし我々はそのうちのどれかに割高な商品が入っているかもしれないことを知りません。
買ったものに納得がいけば、満足するのです。
相手があなたを手に入れたと思いつつある時、あなたは相手の欲しがるものである必要があります。
相手があなたを好きになった後に少しずつあなたの好きなものの情報を開示していきましょう。
相手は意外なギャップにさらに心を掴まれるものです。
本日のまとめ
本日のまとめです。自分設計はかなり有効な方法なのでぜひ取り入れていただきたいです。
・ターゲットとなる属性の情報を調べて、傾向を把握し、自分設計をして他人から見える自分の情報をコントロールしましょう。
・ペルソナは必ず調査に基づいて設定しましょう。
・ペルソナで作ったターゲットに好まれやすい情報を出すように生活の選択と判断のポイントを変更しましょう。
・ターゲットの好みやすい情報を得るために普段読んでいる雑誌やメディアなどで勉強しましょう。
・相手の好みそうもない情報は、相手があなたを好きになってから開示しましょう。
なお、雑誌の読者の属性は媒体資料に掲載があります。
「雑誌名 媒体資料」というキーワードでググると最新のPDFが出てきます。
年収を気にする女性の方は一度見てみるのはいかがでしょうか。
今回は設計についてお話ししました。
次回は評価以降のプロセスについてお話ししたいと思います。
それでは。
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